毎日ダンジョンに挑んでは、スキルマや運極を目指している皆さん、こんにちは。無課金を貫いているボススケです。
僕らの青春は「ダンジョン」にあった
ドラクエの大ヒットにより、広く知れ渡った「ダンジョン」
数々の冒険と宝箱！次の街をめざすワクワク！ボスと闘うドキドキ！思い出すだけで、熱い気持ちになる人も少なくないはず。
よくよく考えれば、放課後の教室でラブレターをもらったり、体育館の裏で不良に呼び出されたり、生徒指導の先生にひどく怒られた後にラーメンを奢ってもらったり、という、マンガで見るような青春の思い出なんて１つたりともない。
青春の代名詞として語られているそれらは、ただのフィクション。そう！僕たちのリアルは「ダンジョン」にあったんだ！！
そんなことを真面目に考えるくらいに社会に疲れてきた我々は、青春を求め「ダンジョン」を探した。
あっさり見つかったリアルダンジョン
飲み屋にて・・・
「ダンジョンの本場ってやっぱりヨーロッパかな？」「伊豆にあるよ」「あるの！？」「あるよ。松崎町に」
・・・松崎町にあった！！
その名は「室岩洞」
そのダンジョンの名前は「室岩洞」！
ちゃんと道路も通っていて、イージーにアクセスできる！
駐車場には、ご丁寧にダンジョンマップも用意されている。最近のゲームには多いパターン！！
いざダンジョンへ！
舗装された道路から、いきなりの冒険感！
海沿いの崖に作られた歩道を進む。
なかなかの傾斜。ここでモンスターが出たら詰む・・・。
これが「室岩洞」だ！
歩くこと3分・・・。満身創痍になるつもりだった我々の前にアッサリとダンジョンは現れた。
中から少し明かりがもれている・・・。まさかモンスターか・・・緊張が走る・・・。
ぎゃぁぁあああ！なんかいるー！！
和風ゴーレムが現れた！コマンド「逃げる」！
と、思ったらモンスターじゃなく、ダンジョンを作った石工さんの像だった・・・。和風ゴーレムとか言ってすいません。
どうやら、このダンジョンは「伊豆石」を採石をする石切り場だったようだ。ちなみに、ここで採石された伊豆石は江戸城の石垣にも使われたという・・・。
しかし、そんなことはどうでもいい。我々は、青春のドキドキを求め奥へ進む。
ダンジョンの奥へと進む・・・
いざ奥へ！
なかなかに、ガチなダンジョン！
まぁ・・・さすがにモンスターはいないから・・・。
ぎゃぁぁあああ！ドラキー（こうもり）いたぁぁーーー！！
ぎゃぁぁあああ！！変態フンドシいたぁぁーーーー！！
逃げる！！
逃げる！！逃げる！！
逃げ疲れたところに・・・。こ、これは・・・
地底湖的なものが・・・。マジかっけーっす。先のモンスターでのドキドキと、この神秘的な水・・・。青春のドキドキがよみがえってきた。
ダンジョンの出口から外へ出る
さらに先に続いているダンジョンを進むと、出口が見えてきた。
天井が低い・・・。石工さん達の遊び心だろうか。Is this 江戸ジョーク？
出て来た穴はこんな感じ。狭い。
視線を上に向けると！
ラ・・・ラピュタ！ちょっと汚いラピュタが！あの地平線！！
そそりたつ壁！バルス！！
そこから40秒ほど進むと、船で石を運ぶための入り江が・・・。どうやら、今回の冒険はここがゴールらしい。10代の頃にもどったような清々しき持ちだ。
なんだろう・・・この気持ち・・・。
働きたくない！絶対に働きたくないでござる！
青春とダンジョン
冒険は少し短かかったが、やはりダンジョンにこそ、僕らの青春があることを確認することができた。
青春のドキドキを忘れかけている方は、ぜひ一度このリアルダンジョンに挑んで頂きたい！！（コスプレ推奨）
ただし青春を取り戻したあとに、社会生活に戻る覚悟は必要でござる！
追伸：伊豆ジオパーク認定もされてます
見学は無料だが、場内の点灯は8時30分から17時までとなっている。暗くなるとガチで迷いそうなので、冒険は点灯時間内に！
